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人間関係を断捨離して、ストレスの少ない生活に

断捨離は、人生や日常生活に不要な物を捨てる(断つ)ことで、縛られていた物への気持ちを断ち切り、身軽で快適な人生を得ようという考え方です。

単に家の中を片付けたり整理したりすることとは違うレベルのものであると、いろいろな書籍などで紹介されています。

人間関係においても同じで、思い切って人間関係を断捨離してしまうことで、ストレスが少なくなり、自分らしさを取り戻して、楽な気持ちで生活することができるようになります。

断 = 入ってくるいらない物を断つ
捨 = 家の中にずっとあるいらない物を捨てる
離 = 物への執着から離れる

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人間関係における断捨離

断=新たに関わる人との深い関わりを断つ

生活をしていると、近所付き合い、仕事、子供の学校関係などで、新しく知り合う人が必ず現れます。

その人たちと、どう関わっていくかが問題です。

昔ながらの、近所同士でのお裾分けや、頼みごとなどがあるかもしれませんが、新たな近所付き合いは、なるだけ避けるようにするのも良いかもしれません。

新しく引越してきた人とも、挨拶などは最低限の関わりなので大切にするべきですが、特に隣同士や近所だからという理由だけで、深く関わらないようにすることが、人間関係の断捨離につながります。

もし、引越ししてきた人からお裾分けをもらうようなことがあっても、「こちらは何もないのに、いつもすみません」くらいの言葉でお礼を言って、こちらから品物でのお返しなどは、極力しないようにします。

仕事の上でのコミュニケーションは、もちろん大切なことですが、それは、あくまでも仕事のことに絞った話題に徹して、プライベートなことには、踏み込まないようにします。

フレンドリーな態度で接していると、飲み会やプライベートでの集まりなどのお誘いが増える元になるので、「仕事を上手く進めるための関係」だということを、意識するようにするといいです。

捨=過去に付き合いがあった人との関わり(付き合い)を捨てる

現在も、良い関係が築けていて、ストレスを感じることも少ない人との付き合いであれば良いのですが、昔の関わり(学生時代の同級生、以前の勤務先の同僚など)で、日頃大した関係もない人との付き合いは、思い切って捨てしまうことを考えてみましょう。

日頃は会うことのない、昔からの関係でも、年賀状などのやりとりだけは続いているということも少なくありませんが、3年以上会っていないような人へは、年賀状を出さないようにすることで、徐々に関係性を薄くしていくことができます。

互いの関係性が薄くなれば、面倒に感じることもある、冠婚葬祭などへの招待状を受け取る機会も少なくなっていきます。

離=今付き合いのある人を必要以上に意識しない

今現在、付き合いのある人の中でも、付き合いによっては、ストレスに感じている人もいることでしょう。

付き合いがある以上「仲良くなりたい」という感情をもつことは当然かもしれませんが、そう思うこと自体がストレスにつながります。

今以上に、仲良くなる必要はないのです。

相手に対して、今以上のことを求めることはせず、自分も、相手に対して、今以上のことをしてあげようということを意識しなようにします。

それで、相手が離れていくようなら、その流れを受け入れていけばいいのです。

人間関係のストレスをなくす

断 = 新たに関わる人との深い関わりを断つ
捨 = 過去に付き合いがあった人との関わり(付き合い)を捨てる
離 = 今付き合いのある人を必要以上に意識しない

一見「冷たい人間関係」と思えるかもれませんが、昔ながらの人間関係では、お互いに無駄に気を遣ったり、無駄にお金を使ったりすることも少なくありません。

過去に付き合いがあった人同士が、お中元やお歳暮を「贈り合う」などというのは、その典型です。

日頃の付き合いが薄い人への気遣いや、仕事上の関係の人とのプライベートの時間に影響するような付き合いなどを、断捨離によって排除することで、人間関係のストレスを減らして、自分らしさを取り戻していくことができます。

人間関係を断捨離することで、今よりも楽な気持ちで生活していくことができるようになることも多いです。

実際、定年間近になった人の、人間関係の断捨離についての体験談を紹介します。

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人間関係の断捨離について(体験談)

自分の人生を振り返ってみると、今まで、人との関係が長く続いたことはありません。

しかし、決して孤独だったというわけではなく、その環境の中では溶け込めるのですが、次の場所に移ると、以前の関係が煩わしくなってしまうという、自分の性格的なものが大きかったのだろうと思います。

学生時代の人付き合い

父親の仕事の関係で、小学校を3回転校しています。

高学年になる直前に地方に転勤となり、その後も転校しました。

転校先では都会からきた子が珍しかったのか、すぐに仲の良い友達ができ、友達の家にも泊りに行くような関係ができました。

ところが、1学期が終わると、また転校することになり、泣く泣く友達と別れてしまうということに。

親しくなりすぎると、別れがきたときに寂しさが増すことを覚えました。

中学・高校には、最初に住んでいた場所に戻ってきましたが、学校を卒業すると、新しい友達との付き合いを大事にしたかったということもあり、中学・高校の頃の友達とは、遊ぶことや連絡することをやめていました。

大学に入学した当初は、地方から来た人と仲良くなり、一緒に東北地方に旅行に行ったりもしましたが、1年後には、学部が異なるという理由から会う機会が少なくなり、そのまま疎遠になっていきました。

最初の会社時代の人間関係

最初に就職した会社は、同期が15人とそんなに多くなかったこともあり、お互い仲良くしていました。

しかし、途中で出向させられたり、上司と衝突することも多くなり、転職をすることになりました。

同期とは、定年まで一緒に働こうと言っていたせいか、なぜか裏切り者扱いされてしまい、送別会も無しで、そのまま別れることになりました。

数年後、別の同期が会社を退職するときに、どういうわけか声がかかったのですが、声をかけてもらった人以外の同期からは、「なんでここにいるの」という態度をとられたので、最初の挨拶だけして帰りました。

それ以来、一度も連絡をとっていません。

ここでも断捨離が行われたことになります。

時々、前の会社がどうなったのか気になるので、ネットで調べたりもします。

勤務していた工場が無くなっていたり、親会社に吸収されていたりする現状をみると、同期のことは多少気になりますが、それ以上の思いは、特に感じません。

転職先の会社での人間関係

転職すると転勤も多くなり、3回ほど地方に異動になりました。

転職先の職場では、ゴルフコンペが流行っていました。

私は、ゴルフをしたことは無かったのですが、教えてもらいながら参加していくうちに、しだいに溶け込めるようになっていました。

地方に異動になると、いつものように、自分から人間関係を断捨離をするので、評判は良くありませんでした。(そう自分では思っていました。)

結婚することになった時、その時の職場の人には、披露宴に来てもらえましたが、転勤前の職場の人は、1人だけでした。

しかし、その人から、転勤前の職場の人からのメッセージが書かれている色紙をもらい、そこに書かれた内容を見て、思わずその場で泣いてしまいました。

自ら人間関係を断捨離していたので、自分のことは、みんなよく思っていないだろうと思っていたのですが、周りの人は、そうは思っていなかったようです。

少し、複雑な気持ちになったのを覚えています。

父親の死

ある日、突然父親が亡くなりました。

母親が喪主をつとめ、葬式の準備で忙しかったので、私が、父の親しい友人の連絡先を調べることになりました。

父親の机を開けると、手帳が年代ごとにきれいに並べてあり、友人や親戚の連絡先が書かれていました。

おかげで、すぐに連絡がとれ、葬式にはたくさんの人に参加してもらうことができましたが、このときに、死ぬということが、究極の人間関係の断捨離になるということを感じました。

人間関係の断捨離は続けていく

私も、定年まであと数年になり、高校や大学からの同窓会の案内も来ますが、すべて無視しています。

年賀状も、義理のようなところがあるので、元日に年賀状が来なかった人には、翌年は出さないようにしていたので、今では、親戚以外からは10枚も来ないような状態です。

妻の親戚からも私宛に来ますが、返信したことはありません。

今年は父親が亡くなったので、喪中のはがきは出しますが、来年は半分以下にしようと思っています。

定年を機に、年賀状は出さないようにするつもりです。

父親は、亡くなるまで、大学の友人と毎月のように会っていて昔話に花を咲かせていたということを聞いて、少し羨ましく思うこともありますが、煩わしさの方が面倒なので、人間関係の断捨離は、どんどんすすめていこうと思っています。

人によっては、人との関わりが生きがいという人もいますが、私にとっては、人との関わりは、煩わしさでしかありません。

残りの人生は、極力人とは関わらない、ストレスの少ない人生にしたいと思っています。


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