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ポメラニアンがかかりやすい病気

ポメラニアンの寿命は、そんなに長くはなくて、15歳位ということが多いようです。

人間同様、犬も高齢化が進んでいるので、病気を予防したり、病気と上手に付き合っていくことが大切になってきます。

ポメラニアンを飼う際には、先天性の病気、事故での怪我、高齢による病気、生活習慣病など、起こり得る病気はたくさんあります。

特にポメラニアンがかかりやすい病気について紹介します。

膝蓋骨脱臼

膝の皿のことを、膝蓋骨(しつがいこつ)といいます。

この膝蓋骨が、正常な位置からずれてしまう病気が、膝蓋骨脱臼(パテラ)です。

ポメラニアンは、先天的に膝の皿が緩いことが多いですが、生まれたときから膝のまわりの骨や筋肉にの形成に異常があって脱臼を起こす先天性のものと、打撲や落下などが原因で起こる後天性のものとがあります。

膝の内側にずれる内方脱臼と、外側にずれる外方脱臼がありますが、ポメラニアンの場合は、ほとんどが内側にずれる膝蓋骨内方脱臼だといわれています。

もともと緩いけれども、生涯何ごともなく過ごせるポメラニアン、ちょっと歩くとすぐ外れてしまうポメラニアン、ジャンプなどの衝撃が加わると外れてしまうポメラニアンなど、その症状や程度は、それぞれの犬によって様々です。

皿が外れても、自分で伸びをしてもとに戻すことも多いですが、何度も繰り返すことで、元に戻らなくなることもあります。

痛みがあると、ポメラニアンはしっかりと地面を踏むことができず、脱臼している足をかばってスキップするような歩き方をしたり、つま先立ちで歩いたりします。

歩き方がおかしいと感じたら、動物病院で診てもらうようにしましょう。

骨折・脱臼

ポメラニアンは、運動が大好きでよく動きますが、骨はとても華奢です。

体重に比べて足の骨が細く、特に生後5~6ヵ月頃は、体重は増えているのに、足は「ガラスの足」のような状態でとても繊細です。

純粋無垢、強気なのに臆病、天真爛漫な性格なので、ちょっと目を離した隙に、物にぶつかったり、飛び降りたり、転んだりして、骨折や脱臼をしてしまうことも少なくありません。

毛があるので分かりにくいかもしれませんが、ポメラニアンは、もともと骨がとても細い犬種です。

骨折や脱臼は、しつけと予防対策で防ぐことができるので、赤ちゃんのうちからケアをしていくことがおすすめです。

ポメラニアンの子犬期には、段差のないところで遊ばせるのが基本になります。

「マットを敷く」「飛び乗れるものは置かない」「ソファーは置かない」などの対策をしておけば、安全性も高くなります。

成犬になってからでも、飼い主の膝から飛び降りただけて骨折するということも少なくありません。

長時間の運動や激しい遊びは、骨が華奢なポメラニアンには、あまり向いているとはいえません。

ただ、あまり過保護すぎるのも、骨を弱らせてしまうので良くありません。

適度に散歩させたり、運動させたりして、足腰を丈夫にしていきましょう。

気管虚脱

ポメラニアンが寝ているときに「グググ・・・」というような音を発したり、散歩でリードを引くと「ケホっ」と咳をしたりすることがあります。

ポメラニアンは、もともと気管が狭く、呼吸がしにくいとされている犬種です。

間違った飼養方法を続けていたり、高齢になってくると、気管支がつぶれて、咳や呼吸困難を起こすことがあります。

気管虚脱は、早期治療と適切なケアをしないと、死に至ることもある恐い病気です。

流涙(りゅうるい)症

流涙症では、あふれた涙で目の下の被毛や皮膚が茶色に変色してしまいます。

一見すると、がんこな涙やけですが、流涙症は目の病気です。

通常、余分な涙は鼻涙管を通って、鼻の方へ流れていきますが、流涙症では、鼻涙管が狭くなったり詰まったりして、涙が目の外にあふれ出してしまい、その涙が酸化することで変色が起こります。

他にも、結膜や角膜に異常があって、涙がうまく角膜の表面を覆うことができずに流れ出してしまうこともあります。

ホルモン性の脱毛症

ホルモン性の脱毛症は、ポメラニアンの雄に比較的多く見られます。

脱毛、乾燥、毛色の悪さが見られますが、他にはかゆみなどの目立った症状がないのが特徴です。

ホルモンをつくる酵素が先天的にかけている場合には、被毛がまとまって抜けることもありますが、ホルモン異常の場合は、異常を起こしているホルモンの種類によって脱毛の部位が異なります。

毛が生えてくるまでには時間がかかり、よくなっても再発することもあるので、ホルモン性の脱毛症は、長期的な治療が必要になります。

動脈管開存症

動脈管は、生まれる前に母犬のお腹の中にいるときに必要だった、大動脈と肺静脈を繋ぐ血管です。

通常は、生後2~3日で閉じますが、開いたまま残ってしまうことがあります。

これが動脈管開存症で、先天性の疾患です。

血液が正常に流れないので、心臓に負担がかかって、呼吸困難、貧血、運動能力の低下などの心不全の症状が見られます。

重度の場合には、生後1~2ヵ月で症状が現れて、死に至ることもありますが、症状が軽い場合には、5~6歳頃まで気づかずに過ごすこともあります。

基本的には、手術での治療となります。

水頭症

頭の中に水が溜まってしまう病気です。

脳内が圧迫されるので、付随して神経麻痺、歩行困難などを伴います。

遺伝、ウイルス感染が主な原因とされています。

ずっと寝たきりになり、散歩もできず生涯を過ごすことになることもあります。

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ポメラニアンが病気にならないよう、また病気の進行を遅らせられるように、毎日の食べ物、飼養環境、運動量とその方法、健康管理方法などを、もう一度見直してみるのもいいかもしれません。


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