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「梁上の君子」の意味と語源

梁上の君子(りょうじょうのくんし)

「梁上の君子」の意味

泥棒。盗人。

「梁上の君子」の語源・由来

「梁上の君子」の語源は、陳寔(ちんしょく)という人が梁(はり)の上に忍び込んでいる泥棒を見つけ、悪い習慣が身につくとあの君子のように悪人になってしまうといって子供たちを戒めたという故事に由来しています。

ある日、陳寔(ちんしょく)という人の家に泥棒がはいりました。

その泥棒は、梁(はり)の上に身をひそめていましたが、陳寔がこれに気づき、身づくろいを整えて子供たちを呼び、改まった顔つきで子供たちに言いました。

「人間は努力を惜しんではいけない。
生まれつきの悪人などはいないけれど、悪い習慣に慣れることで、悪人になってしまう。
見てみなさい。梁の上にいるあの君子がそのいい例だ。」

それを聞いた泥棒は驚き、自ら降りてきて、額を床にこすりつけて謝りました。

謝っている泥棒に向かって陳寔が言いました。

「あなたは悪人には見えない。
貧しさのあまりの出来心なのでしょう。
私が今言ったことを心にとめて、心を改めなさい。」

そう諭し、絹を与えてそのまま返してあげました。

それ以来、この近辺では盗みが起こることはなくなりました。


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